鳥取・島根撮影 その2 / Tottori and Shimane photos Part.2
オシドリの撮影を終え、改めて大山方面を回ってから帰ることにした。
大山の裾野から振り返ると、南に見える山並みから雲海のように次々と雲が流れだしてくる。
なかなか荘厳な感じだったので、パノラマにしてみた。蒜山方面からだろうか?
昨日とは別アングルの西側から撮影した大山。伯耆富士と呼ばれるだけあって、優美な山容だ。
このまま一直線に帰ってしまうのはもったいないので、撮影スポットを探してみることにした。
山陰道沿いを辿っていくと、出雲の宍道湖周辺が気になる。出雲ならきっとお土産に蕎麦もゲットできるに違いない、ということで目的地決定。
とりあえず、宍道湖畔の自然公園に向かう。
途中の川で妙に大きな鳥がいると思ったら、コブハクチョウのペアがいた。
コブハクチョウは渡って来ているというわけではなく、古くは観賞用にヨーロッパから輸入されたものが、野生化して繁殖したものらしい。要は外来種ということで、国立環境研究所の侵入生物データベースにも載っている。ちなみにリストを眺めてみると、インドクジャクも一部で野生化している。どこから逃げ出したのやら。
コブハクチョウだが、それほど有害視されているというわけでもなさそうだ。大型でそれほど数が増えるわけではないからか?
農地にはコハクチョウの群れがいた。
家族群で行動する。灰色味があるのが幼鳥だ。
思ったより人の姿を警戒してない様子だったが、どかどかと近づいてきた親子を見てさすがに逃げてしまった。
マガンの群れも見ることができた。日本海側に多いところはコハクチョウと同じで、こちらは島根県が南限であると図鑑には書かれている。私は山口では見たことがない。
しっかり蕎麦も手に入れて、出雲に立ち寄ったのは正解だった。
最後は、なぎさ公園からの景色。さらにその先のグリーンパークまで行ってみたかったが、時間が取れなかった。