Wupatki National Monument

セドナからフラッグスタッフを超えてハイウェイ89号線を北に1時間半ほど進んだところに、Wupatki National Monumentがある。このあたりには900年ほど前からプエブロ族の祖先が住み始め、以後100年以上にわたってトウモロコシ栽培などの農業を営んでいたという。石造りの集落や集会所が、当時の賑わいを偲ばせる。

広い範囲にわたって遺跡があり、全てを見るにはビジターセンターでパスを購入しなければならいようだ。写真の遺跡はビジターセンターから気軽に見学できる。時間の都合もあり、この「ウパトキ・プエブロ(Wupatki Pueblo)」と、ハイウェイ89号線側にある「プエブロの城(Citadel Pueblo)」を訪れた。

ウパトキ・プエブロの中心的な遺跡。自然の岩を生かしつつ石積みにより造られており、排水溝なども備えたいくつもの部屋に区切られている。
自然の岩を土台に壁が築かれている。
集会場跡。
プエブロ城。セドナと違って観光客はまばらだ。
遺跡へと上がっていくと巨大な陥没穴のような地形が見える。
一見すると砦のようでもあるが、住居や農業の痕跡も見つかっているため、集落だったようだ。
現在の乾き切った風景だけ見ると、ここでどうやって農業を営んでいたのか不思議で仕方がない。1000年近い昔の話なので考古学者が解き明かしてくれない限り知る由もない。

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