コヨーテやジリス / Coyote and Ground Squirrels – Bedwell Bayfront Park

アメリカに来てからというもの、度々Coyote Hillsの話題を出してきた。ところが実は肝心のコヨーテをまだほとんど見ていない(家の前を野良犬のように歩いて行ったことはある)。

この日の朝は、Dumbarton Bridge近くのBedwell Bayfront Park内を散策していた。すると先の方の丘から、一匹の大きな犬のような動物が何かを咥えてやってきた。

コヨーテだ。大型犬くらいのサイズはありそう。体色はキツネのようでもあるが、体型はがっしりして見える。
最初、鳥を咥えているのかと思ったが、どう拡大して見ても何かの動物には見えない。鶏肉などの肉片?
この公園の周りに人家はない。肉片だとすると、誰かが餌として与えている可能性がある。何のためかはわからない。

コヨーテは以上。あとは鳥とかリスとか。このBedwell Bayfront Parkは、ちょうどCoyote Hillsと湾を挟んで反対側にある。こちらもかなり広大で、大小の丘を歩き回れる小道が縦横に走っている。人とすれ違うことも少ない。散歩や運動にも最適だ。

ヒメキンヒワ(Lesser Goldfinch)
サバンナシトド(Savanna Sparrow)
緑が多いので、野鳥を探すのにも良さそう。カタアカノスリ(Red-shouldered Hawk)がいた。いつもアカオノスリばかりで、本種は遠目にしか見たことがなかった。
こちらはよく見かけるアカオノスリ(Red-tailed Hawk)。
チャイロツキヒメハエトリ(Say’s Phoebe)が、立て看板の上に止まっている。この立て看板には、埋立地から出てくるガスに注意するように書かれている。

上の写真が示す通り、この公園は50年ほど前までゴミ処分場だった。公園内にはその時の様子などがわかる案内板も設置されている。地表はすっかり緑に覆われているが、まだまだ管理が必要ということらしい。ベイエリアの湾近くには、いくつかゴミ処分場跡と思われる丘があることに気付く。

久しぶりに登場したカリフォルニアムジトウヒチョウ(California Towhee)。家の前にもいて、見慣れてしまって撮ってなかった。ごめんね…。
この公園には大量のカリフォルニアジリスがいる。埋立地で土が掘りやすいからだろうか?あまり掘りすぎてガスに当たらないのか、気になる。
草を食べるジリス。最近になり、このリスがネズミのような小動物も捕らえて食べていることが研究により報告された。「かわいい」リスのイメージを覆す結果だ。
これは、巣材用だろうか。すぐ観察できる動物でも知らなかったことが出てくるのだから、世の中知らないことだらけです。

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