ダグラスリス、森の小鳥たち / Douglas Squirrel and Small Birds of the Forest

夕方、運動目的で森を散歩していると、思いのほか生き物に出会えた。写真写りはイマイチだが紹介したい。

ドングリキツツキ(Acorn Woodpecker)
オレンジ色が鮮やかなムナオビツグミ(Varied Thrush)。薄暗い森にいる上に、まだ遠目にしか見たことがない。
ダグラスリス(Douglas Squirrel)

この辺りでリスは珍しくないのだが、何となく撮ったこの個体は見慣れない色をしていたので、調べてみるとダグラスリス(Douglas Squirrel)のようだった。ただ、自分が見つけることのできた生息域図では、サンフランシスコベイエリアより北にしか生息していないことになっている。シマリスの識別は異常な難しさなので、もしかするとこのリスにも良く似た近縁種がサンフランシスコ以南にもいるのかも…?

ハイエボシガラ(Oak Titmouse)。とても地味な鳥なのだが、解説文には「でもカワイイ」とかフォローされていて、解説者の愛を感じる。特徴のないところが特徴なのかも。
日本名だと烏帽子となっている通り、頭の羽毛が立っているのもチャームポイント。
あまり怖がらず、近くまでやってくることが多いクリイロコガラ(Chestnut-backed Chickadee)。行動といい外見といい日本のヤマガラとよく似ている。
こちらも枝をちょこまかと移動していた、スナイロモズモドキ(Hutton’s Vireo)。

この種は今回が初見なのだが、以前に見たルビーキクイタダキ(Ruby-crowned Kinglet)にそっくりなのである。一通り識別ポイントを確認して、この日撮った写真を見返していると、何だか様子が違うのがいる。

スナイロモズモドキがいつの間にかルビーキクイタダキに変わっていた。同じところに同じようにいるとか紛らわしすぎでしょ…。ちなみに識別ポイントは、こちらの方が嘴が細い、雨覆の2本の白線の間が黒くない、足に黄色味があるといったところで、確かに違う。

散歩のついでにしては、充実した観察ができました。

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