アラスカ その1 / Alaska Part 1 – Matanuska Glacier

アラスカへ行ってきた。大自然が広がる北の大地である。日本でいうところの北海道ポジションなので、夏は多くの観光客で賑わう(もちろん冬も行ってみたい)。家族旅行だが、撮影時間も十分取れたので紹介したい。

訪問したのは6月後半。最も日が長い時期で、日の出は4時半頃、日の入りは23時頃。直に確認してないが、おそらく真っ暗な時間帯はないと思われる。気候は夏とはいえ冷涼で、氷河や海の上は「寒い」レベルではあるものの、概ねサンフランシスコと同じ程度で過ごしやすかった。サンフランシスコどんだけ涼しいんだ。

主要都市のアンカレッジを起点として、周辺のほとんどの目的地は車で2時間〜4時間の移動が必要なため、レンタカーの利用が必須となる。

最初の目的地、Matanuska Glacierは、公道から入ることができる最大の氷河として、氷河を歩くツアーなども開催されている。今回はNova Alaska Guidesが提供するツアーに参加してみた。

車で未舗装路を降り、氷河の正面まで移動する。Matanuska Glacierに辿り着くためには私有地のゲートを通らなければならず、ツアー参加とは別に通行料を取られる。氷河の下流には灰色の堆積物が広がり、Alaska sweet peaの紫色の花が鮮やかに咲いている。このマメ科植物は窒素の固定能力が高いため、養分に乏しい堆積物でもよく育つ。
Matanuska Glacier
氷河に削られた堆積物は滑らかな粘土質で、強大な力で少しずつ削られていったことがわかる。
一瞬だけ、氷河に日が差した。
氷に裂け目ができると、そこに水が流れて堆積物が溜まることで黒くなる。
青い水溜まり。気候変動で氷河は徐々に後退しているし、そもそもが氷と水なので、そんなに長く続くものではないのだろう。
氷河エリアは風が冷たいので、夏とはいえ防寒装備が欲しい。
色々なグループがやってくる。写真を撮りたいなら朝一番がおすすめ。

その2(Denali National Park)へ続く

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