庭や撮影中の森で見つけた植物 / Plants found in the neighborhood
私は花のマクロ撮影はあまりやらない。被写体としては多様で、カラフルで魅力的なのは間違いない。ただ何となく、あからさまで安直になってしまう気がして意外と難しい。
引き寄せられる時はたいてい、おや?と思う形態の面白さが感じられたり、ライティングの状態が良い時のような気がする。D750+Tamron SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USDで撮影。
前の住人が植えていたのか、庭の片隅に生えていた花。傾いた日差しに照らされていた。『スノーフレーク』というヒガンバナ科の植物で、中部ヨーロッパが原産。優美な姿と白と緑のさわやかなコントラストが印象的。
タブノキの赤い新芽。近所の森林公園で普通によく見られるものだが、この日は森の隙間から差し込む日没間近の夕日に照らされて、ドラマチックな仕上がりとなった。
モミジの仲間。
道路脇のアスファルトの隙間に並んで生えていた小さな花。品種は特定できず。花瓶に生けられたような姿が面白い。やはりそばに生えていた、真っ赤な草の葉を背景に撮影。
森林公園で見かけた鈴なりのネジキの花。
同じく森林公園で。ホンコンドウダンツツジの花。釣鐘型の花は可憐な感じで好みだが、これは個人的には毒々しい印象がある。花の付け根にある、ゼリーのように見える部分の透光感を出したかった。