カッコウ?ツツドリ? / Cuckoo?
ヨシ原のオオヨシキリ。鳴き声がギョギョギョとけたたましい。
声だけはあちこちから聞こえてくるが、なかなか近くには現れてくれなかった。
縄張りをめぐって空中戦をするオオヨシキリたち。
舞い上がったのはほんの一瞬だったが、運よく捉えることができた。
この角度ではハシボソかハシブトか、よくわからない。
カラスをどうやったら美しく撮れるか、というのは密かに温めているテーマだ。
日中に撮るとたいていはコントラストが強すぎてシャドウが潰れてしまう。真っ黒なせいで背景も選ぶ。この写真もそのままでは苦しい写りだった。
できるだけ周囲となじませつつ、カラスの黒と羽根のディテールが見えるようにかなりRAW現像で調整した。細かい部分補正は行っていない。
すがすがしい高原の新緑。
とても鮮明に写っているものの、遠すぎるのが残念。
カッコウかと思ったが、よくよく調べるとツツドリ、ホトトギスとの区別がかなり紛らわしい。腹部の横斑を数えようにも、足が折りたたまれているせいではっきりしない。
線の細かさ、脛まで線が多く入っているように見えるところからカッコウと推測。
ソウシチョウ。在来種ではない鳥がなんでこんな山中にいるのかと思うが、綺麗な鳥ではある。
コガラがいい具合に枝先に立ってくれた。