オオジュリン / Reed Bunting
オオジュリンで賑わうきらら浜にやってきた。そうはいったものの、実はオオジュリンとコジュリンの冬羽は同じような模様と色彩で紛らわしいらしく、まだ(たぶん)コジュリンを見たことがない自分としては、ちゃんと見分けられる自信がない。
オオジュリン、シベリアジュリン、コジュリンの識別を解説してくれているページを参考に、まあオオジュリンで間違いなかろうということで進める。一応、胸の黒褐色の縦斑、赤褐色の小雨覆、耳羽に黒褐色の縁取りが無い、といった特徴で判断した。
ヨシの皮を剥いで中の虫を食べるといわれるが、どんな虫を食べているのか。樹皮の下にある白いカビのようなものを食べているように見えて仕方がない。
器用に皮をもいでいく。
ひとしきり皮をむきまくった後は、水を飲んで一息。
穂に付いた実を食べるオオジュリン。ススキとヨシの穂はよく似ているらしく、どちらの穂だったのか、確認しそびれた。
最後はカイツブリで終わり。ごちゃごちゃしたヨシ原の水辺なのに、良い感じの光でビシッとシャープに写った。被写体が浮き上がって見えて気に入っている。