ニュウナイスズメ、ツリスガラなど / Cinnamon Sparrow, European Penduline Tit, etc.
多くの人にとってはスズメなんてみんな一緒でしょ?という感じかもしれないが、スズメにも種類がある。ニュウナイスズメもその一つである。西日本には冬季にやってくる
・・・いや、何が違うの?と思ったアナタ。違うんです。
これがスズメ。
自分で出しておいてなんだが確かに全然違うと思った。ほっぺとか、嘴の下の黒い部分とか。頭が茶色じゃないとか眉斑とか。
実のところ冒頭のニュウナイスズメはメスで、それもあって普通のスズメとは結構違って見える。オスはこんな感じである(下左)。頭部や茶色味がもっと鮮やかで、ほっぺの黒丸がない。細部も違う。ちなみにスズメは雌雄同色だ。
ニュウナイスズメを探してポイントを時々巡っていたが、一向に出会えず諦めかけていた。そんな時に農道で車を走らせていると、ふと横で目に入ったスズメの群れがなんか違うぞ…?と思ったらニュウナイスズメだった。証拠写真だが満足。どっちのスズメが好きかといえば、○カチュウみたいな黒丸ほっぺがかわいい普通のスズメが好きなんですけどね。
ヨシの茂みで昆虫を探して鞘を剥がし回るツリスガラ。九州ではよくみられるということで、佐賀県で撮影したことがあるが、山口でも見ることができた。
とにかくむきまくる。
前に登場したシベリアジュリンもいた。体色がヨシ原とマッチしていてこの場所に似つかわしい。
オオジュリンもいた。