東よか干潟 2日目 / Higashi-yoka tidal flat day 2
当初は行く予定ではなかったのだが、山口から鳥仲間が遠征してくるというので合流して再度チャレンジすることにした。昨日より潮位が上がるので、満潮時のコンディションには期待できる。もちろん今度は長靴着用である。
ハマシギの群れの中にタグ付きの個体を発見。どこで付けられたのだろう。
干潟では嫌われ者のハヤブサ。しょっちゅう現れては群れを追い回す。若い個体のようで、むやみに追いかけるばかりで全然捕まらない。
昨日よりも良い光だ。これだけでも出てきた甲斐があった。
アオアシシギとコアオアシシギ。両者はバラバラに見かけると迷いやすいが、こうして並んでみると大きさが相当違うことがわかる。コアオアシシギはハマシギより一回り大きい程度である。いつもこんな風に物差しがあれば分かりやすいのに。
今日のクロツラヘラサギはだいぶ近くで観察できた。やっぱり岸辺で長いくちばしを水底に突っ込んでいる。
ハマシギの群れに混ざってキリアイが飛んでいたようなのでラベルを付けてみた。Hがハマシギ、Kがキリアイと思われるもの。本当は白い頭側線を確認したいがよく見えない。キリアイはハマシギより一回り小さく、嘴は両者とも先端がやや下に湾曲するがキリアイのほうが短い。腹に黒斑があるのはハマシギ。
赤いシチメンソウに囲まれるダイゼン。
潮が満ちてきて柵の内側に鳥たちが降りてきた。ダイゼンたちの隅っこにいるソリハシシギ。ソリハシシギかわいい。
シチメンソウをバックに飛び立つ群れ。色々混ざっている。
クロツラヘラサギの編隊飛行、と思いきや顔の黒くないのが混ざってる。
大型のシギたちも近くで見ることができた。
陸側から低空でオオタカが飛び出してきた。褐色味と縦斑のある幼鳥。
ホウロクシギとダイシャクシギの集団。
オバシギの群れの中にオグロシギがいる。腰の白と尾羽の黒がよくわかるポーズ。
満潮が過ぎて、徐々に鳥たちの距離が遠ざかってきた。ホウロクシギとダイシャクシギのいる場所にオバシギたちが飛んできた。ここで写っているダイシャクシギたちは嘴が長いが、色々個体を比較するとこの長さもずいぶんまちまちで、短いやつはチュウシャクシギ?となって紛らわしい。
潮も引き、持ち時間も無くなってきたのでおしまい。最後に、ムツゴロウを撮って満足して帰ったのだった。
…ムツゴロウじゃない。子供のころ社会科見学にも行った有明海。ムツゴロウしかいないと思い込んでいた。トビハゼかよ。
成魚は全長15センチ・メートル、最大で20センチ・メートルに達する。同様に干潟上で見られるトビハゼの倍くらいの大きさになる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%83%84%E3%82%B4%E3%83%AD%E3%82%A6
うーん、知らなかった。今度はちゃんとムツゴロウを確認したい。