東よか干潟 2日目 / Higashi-yoka tidal flat day 2

当初は行く予定ではなかったのだが、山口から鳥仲間が遠征してくるというので合流して再度チャレンジすることにした。昨日より潮位が上がるので、満潮時のコンディションには期待できる。もちろん今度は長靴着用である。

ハマシギ
ハマシギ / Dunlins | Nikon D500 + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR

ハマシギの群れの中にタグ付きの個体を発見。どこで付けられたのだろう。

足にタグの付けられたハマシギ
オオソリハシシギ
オオソリハシシギ / Bar-tailed Godwit

干潟では嫌われ者のハヤブサ。しょっちゅう現れては群れを追い回す。若い個体のようで、むやみに追いかけるばかりで全然捕まらない。

飛翔するハマシギの群れとその背後で翼を広げるハヤブサ
ハマシギの群れを追い回すハヤブサ

昨日よりも良い光だ。これだけでも出てきた甲斐があった。

飛翔するシギの混群
大体ハマシギだが、他にも色々混ざっていそう

アオアシシギとコアオアシシギ。両者はバラバラに見かけると迷いやすいが、こうして並んでみると大きさが相当違うことがわかる。コアオアシシギはハマシギより一回り大きい程度である。いつもこんな風に物差しがあれば分かりやすいのに。

並んで飛翔するアオアシシギとコアオアシシギ
アオアシシギとコアオアシシギ / Common Greenshank and Marsh Sandpiper

今日のクロツラヘラサギはだいぶ近くで観察できた。やっぱり岸辺で長いくちばしを水底に突っ込んでいる。

岸辺で並んで採食するクロツラヘラサギの群れ
クロツラヘラサギ / Black-faced Spoonbill

ハマシギの群れに混ざってキリアイが飛んでいたようなのでラベルを付けてみた。Hがハマシギ、Kがキリアイと思われるもの。本当は白い頭側線を確認したいがよく見えない。キリアイはハマシギより一回り小さく、嘴は両者とも先端がやや下に湾曲するがキリアイのほうが短い。腹に黒斑があるのはハマシギ。

飛翔するハマシギとキリアイの群れ
ハマシギとキリアイ / Dunlins and Broad-billed Sandpipers

赤いシチメンソウに囲まれるダイゼン。

赤いシチメンソウに囲まれたブロックの上に立つ4羽のダイゼン
ダイゼン / Grey Plover
青空をバックに並んで飛翔するハマシギの群れ
飛翔するハマシギ

潮が満ちてきて柵の内側に鳥たちが降りてきた。ダイゼンたちの隅っこにいるソリハシシギ。ソリハシシギかわいい。

コンクリートの歩道に降り立つダイゼンとソリハシシギ
ダイゼンとソリハシシギ / Grey Plovers and a Terek Sandpiper

シチメンソウをバックに飛び立つ群れ。色々混ざっている。

シチメンソウをバックに飛び立つシギの群れ
ハヤブサが来たりするとみんな逃げてしまう
干潟の柵の上でダイゼンたちが休む。手前にシチメンソウ。
柵の上で休むダイゼンたち

クロツラヘラサギの編隊飛行、と思いきや顔の黒くないのが混ざってる。

クロツラヘラサギの編隊飛行、間にヘラサギが一羽混ざっている
ヘラサギさん微妙に避けられてる?

大型のシギたちも近くで見ることができた。

ホウロクシギ
ホウロクシギ / Far Eastern Curlew
飛翔するダイシャクシギ
ダイシャクシギ / Eurasian Curlew
飛翔するダイシャクシギ
ダイシャクシギ / Eurasian Curlew

陸側から低空でオオタカが飛び出してきた。褐色味と縦斑のある幼鳥。

飛翔するオオタカ
オオタカ / Northern Goshawk

ホウロクシギとダイシャクシギの集団。

着水するホウロクシギとダイシャクシギの集団
ホウロクシギとダイシャクシギ / Far Eastern Curlews and Eurasian Curlews

オバシギの群れの中にオグロシギがいる。腰の白と尾羽の黒がよくわかるポーズ。

飛び立つオバシギの群れ。中にオグロシギが一羽混ざっている。
オバシギとオグロシギ / Great Knots and Black-tailed Godwit

満潮が過ぎて、徐々に鳥たちの距離が遠ざかってきた。ホウロクシギとダイシャクシギのいる場所にオバシギたちが飛んできた。ここで写っているダイシャクシギたちは嘴が長いが、色々個体を比較するとこの長さもずいぶんまちまちで、短いやつはチュウシャクシギ?となって紛らわしい。

ダイシャクシギとホウロクシギのいる場所にオバシギの群れが飛んできた

潮も引き、持ち時間も無くなってきたのでおしまい。最後に、ムツゴロウを撮って満足して帰ったのだった。

泥から顔を出すトビハゼ
トビハゼです

…ムツゴロウじゃない。子供のころ社会科見学にも行った有明海。ムツゴロウしかいないと思い込んでいた。トビハゼかよ。

成魚は全長15センチ・メートル、最大で20センチ・メートルに達する。同様に干潟上で見られるトビハゼの倍くらいの大きさになる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%83%84%E3%82%B4%E3%83%AD%E3%82%A6

うーん、知らなかった。今度はちゃんとムツゴロウを確認したい。

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