Dumbarton Bridge Vista Point and Trail その2 / Part 2

その1からの続き

アジサシ以外の鳥たち。日本でお馴染みの鳥とよく似ているものも多いが、ちょっと違う。ちゃんと日本名が付いている。

巣材を運んでいるカワウ?かと思いきや違う。
ミミヒメウ / Double-crested Cormorant
カンムリカイツブリ?じゃない。
クラークカイツブリ / Clark’s Grebe
コサギ…にしてはなんだか黄色がずいぶん鮮やかなユキコサギ。南北米大陸はみんなこのタイプ。
ユキコサギ / Snowy Egret
これは明らかに初めて見るカモ。
アカオタテガモのオス / Ruddy Duck male
空港が近いので、個人所有と思われる飛行機がしょっちゅう飛んでくる。裕福な人が多いからね…
アジサシに混ざって狩りをするカモメ。
クロワカモメ / Ring-billed Gull
セイタカシギではなくクロエリセイタカシギ。
クロエリセイタカシギ / Black-necked Stilt
かなり遠いが、藪からマネシツグミが出てきた。名前の通り、他の鳥の鳴き声を真似るらしい。
マネシツグミ / Northern Mockingbird
カナダガンは街の公園など至る所にいる。芝生にたくさんフンが落ちている。今は繁殖期のようで、ヒナを連れている姿も見ることができる。疎ましく思っている人もいるようだが、保護されているため自由を謳歌しているとか。
カナダガン / Canada Goose
残念ながら、頭を上げてくれなかった。
アメリカソリハシセイタカシギ / American Avocet
オスの赤い顔が綺麗なメキシコマシコ。英名のHouse Finchが示すように、一般的な種で比較的どこでも見ることができるようだ。日本のオオマシコ(私は見たことがない)とは近縁。
このようによくペアでいるのを見かける。
メキシコマシコ / House Finch
二色に分かれた嘴が特徴のアメリカオオソリハシシギ。
アメリカオオソリハシシギ / Marbled Godwit
合計二千羽は超えると思われる群れが、超高速で横を通り抜けて中洲へ向かっていった。識別の結果、これらは大部分が、オオハシシギ(Long-billed Dowitcher)だったが、一部にアメリカオオハシシギ(Short-billed Dowitcher)が混ざっていることが分かった。
現場での識別は激ムズなので、慣れるまで写真で確認するしかない。勉強した結果、いくつか有力な識別ポイントが分かった。翼の付け根(人間で言うと脇の下、あたり)までびっしりとスポットが入っているのがShort-billed。
アメリカオオハシシギ / Short-billed Dowitcher
逆に、この場所にスポットがなく白っぽくなっているのがLong-billed。なお、見ての通り英名はクチバシの長さのことを言っているが、全くアテにならない。
オオハシシギ / Long-billed Dowitcher
日本でも迷鳥として記録されているサバンナシトド。
サバンナシトド / Savannah Sparrow
これはさすがに普通のツバメ、なのだがアメリカでは腹の赤いタイプが普通らしい。日本では亜種アカハラツバメと言われているので、区別してそうしておく。
アカハラツバメ / Barn Swallow
こちらはサンショクツバメ。英名Cliff Swallowの方が生態を表していて好ましい気がする。橋の下などに巣を作る、イワツバメのような存在。
サンショクツバメ / Cliff Swallow
最後に、広げた翼の白黒模様が印象的なハジロオオシギ。コウノトリみたい。
ハジロオオシギ / Willet

大量になってしまった。さすが新天地、載せなかったもの含め23種全てが初見初撮りだ。多くはすぐに見慣れてしまうだろうが、この興奮を噛み締めたい。

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