オオカワラヒワ / Oriental Greenfinch (subspecies)
カワラヒワの仲間に冬鳥として飛来する亜種オオカワラヒワ(C. s. kawarahiba)がいる。といっても恥ずかしながら私もそんな亜種がいたとは知らず、鳥仲間に教わって探してみた。
まずこちらが亜種カワラヒワ。普通?のカワラヒワ。図鑑によると亜種オオカワラヒワは「亜種カワラヒワに比べて頭部の灰白味は強く、三列風切の白い部分は幅が広い」とある。これを踏まえて以降の写真を比べてみよう。
福岡県の宝満川沿いにたくさんカワラヒワがいた。大陸にも近いしここならいるんじゃないかと思って観察してみる。
ということで、何のことはない。どうやら冬にいつも見ていたのがオオカワラヒワだったのである。また一つ鳥を見る目が細かくなりました。
ところで、学名を見ると亜種カワラヒワがC. s. minorで、亜種オオカワラヒワがC. s. kawarahibaとなっている。学名のルールは素人だが、推測するに、大陸型のオオカワラヒワが標準的で、日本で普通に見られるカワラヒワが「小」カワラヒワということだろうか? まあ小でも大でもどちらでもいいんですが。