Dumbarton Bridge Vista Point and Trail その1 / Part 1

駐在員として米国の地を踏んで最初の週。普通ならSocial Security Cardの申請や諸々の手続きと慣れない生活で、それどころではない気がするが、その話は置いて早速フィールドへ行きたい(ちゃんとやってます)。正式免許はないが、車の運転は一応できる。

サンフランシスコ周辺の地図。この写っている範囲で大体半径100kmくらい。土地勘は全くないので、まずはこの範囲を近場から調査していくことになる。
サンフランシスコ湾西側を中心に拡大したもの。この辺りはいわゆるシリコンバレーがあるところだ。この湾は至る所が干潟となっていて、シギチの一大飛来地とされている。また、半島の西側は比較的湿潤な森林地帯であり、海岸部含め多様な生態系が期待できる。

さて、記念すべき最初のフィールドに選んだのは、Dumbarton Bridge Vista Point and Trailだ。湾にかかる2本の橋の南東側がDumbarton橋で、その付け根にある。

駐車場前からの眺め。日本の感覚からすると、鳥密度はかなり高い。アジサシのけたたましい鳴き声がする。
大量のアジサシがホバリングを繰り返しながら水中の餌を探して移動してくる。
メリケンアジサシ / Forster’s Tern(メリケンという言葉を聞くのは久しぶりだ) | Nikon Z8 + 500mm f5.6 PF
こちらは一見、Forster’s Ternによく似るが、かなり大型で、嘴の鮮やかな朱色が目立ち非常に美しい。Caspian Ternという世界最大のアジサシ。日本名はオニアジサシ。いかめしい名だ。
遠くの中洲には、Caspian Ternのほか、セグロカモメの仲間が多数いるようだ。遠すぎてよくわからない。

その2へ続く

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