Cowell Ranch Beach Access その2 / Part 2

その1からの続き

大したことのない距離なのに、どんどん鳥が現れるので先に進まない。ようやく、ビーチに辿り着いた。

こんな景色が車で30分の場所にあるとは。写真では分かりにくいが、下まで降りるのに結構距離がある。
地面を歩く二羽の鳥の影。頭から何か生えている。
オスは隠れてしまったが、メスが茂みの隙間にいた。 カンムリウズラ / California Quail
ビーチから先ほどいた高台を見上げる。
顔が七面鳥に似ているTurkey Vulture。日本では滅多に見ない大きさだ。 ヒメコンドル / Turkey Vulture
ゴルフをやっても気持ちいいでしょうね。
とっさに何気なく撮ったカラスのつもりだったが、尾羽の形状からこれはワタリガラスと思われる。図鑑によると、カナダ及びアメリカ西部には普通に見られる。北海道であれだけ見たいと思っていたものにあっさり出会ってしまった。

余談だが、ワタリガラスを見たいと私が話をした北海道のレンジャーからは、素人には絶対無理みたいなことを嫌味っぽく言われたことがある(我々ですらあれやこれやの苦労してようやく見ている、ってね)。それほど警戒心の強い鳥なのかと思っていた。何のことはない、普通に近くを飛んでます。ワタリガラスに限らず日本の、特に郊外の鳥は警戒心が強い気がする。鳥は移動するはずなのに、なぜその時の生息エリアによって警戒距離が違う感じがするのか、誰かわかる人いますかね?

黒目が特徴のカリフォルニアカモメ。若いのもいる。 カリフォルニアカモメ / California Gull
崖下からの風に乗ってずっとホバリングしていた。まだ自信がないが、アカオノスリ(Red-tailed Hawk)の幼鳥か。
一瞬だけ現れたオウゴンヒワことAmerican Goldfinch。
岩礁に現れたのはクロミヤコドリ。ミヤコドリは体下面の色が白い。 クロミヤコドリ / Black Oystercatcher
海岸の岩場にはゼニガタアザラシ(Harbor Seals)が集まっている。釣り人たちが下りてきたルートを探してみたが、見つからず。どこからやってきたんだ…
くつろぐアザラシたち。ちなみに、アシカなどと違い前足で起き上がることができないのがアザラシである。
畑で採餌する目力強めなテリムクドリモドキのオス。 テリムクドリモドキ / Brewer’s Blackbird

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