黒月姫蠅取(鳥?)など / Black Phoebe and More

近所の公園と干潟の鳥たち。よく見かけるものでも間近では観察できていなかった種類もまだ多い。アメリカで観察を始めて初めての冬なので、初見の種も時々出てくる。ちなみに今のところ確認できたのは70種を超えた程度。

かなり近距離に現れたキヅタアメリカムシクイ(Yellow-rumped Warbler)。比較的あちこちで見かける種類で、いつも家の前で鳴き声が聞こえる。

タイトルに書いた黒月姫蝿取は、クロツキヒメハエトリ(Black Phoebe)のこと。正式な漢字名かは知らないので当てずっぽうだが、ずいぶん凝った名前に見える。※なんかゲームとかアニメとかにありそうな名前だと思って「黒月姫」を調べたらゲームの登場人物でした笑 これもそこらでよく見かける鳥である。日本だとハクセキレイくらいよく見かける。ただ、写真に撮るとなると、この白黒姿のせいで上手く写すのが難しい(ハクセキレイも白黒ですね)。

クロツキヒメハエトリ(Black Phoebe)。適度に柔らかい光のおかげで細部までよくわかる写真になった。鮮やかな工事用コーンと公園の緑との対比で、モノトーンの姿が際立っている。
けっこう好きな鳥です。
いつもより首が長く見えるゴイサギ(Black-crowned Night Heron)の首が更に長く見える
いつも干潟にいるハジロオオシギ(Willet)。
ハチドリ独特の鳴き声がしたので振り返ると良い位置にアンナハチドリ(Anna’s Hummingbird)のオスがいた。これまでのところ一番鮮やかなショット。顔と光の向きが合わないと色が見えないので、思ったより機会が少ない。
フタオビチドリ(Killdeer)。似たような姿のチドリと比べると大きい。
遠くの干潟ではアメリカソリハシセイタカシギ(American Avocet)、アメリカヒドリ(American Wigeon)やアメリカコガモ(Green-winged Teal)などが休んでいる。みんなアメリカなんとかで長いな…。アメリカヒドリは、日本だとヒドリガモとの交雑種が知られている。
最初、オニアジサシ(Caspian Tean)かと思っていたが、よく見ると下嘴に階段のような段差があり、奇妙な形をしている。
この鳥の名前はクロハサミアジサシ(Black Skimmer)といい、嘴は水際を飛びながら水中の獲物を漁るのに最適化したものらしい。もっとじっくり観察しておけばよかった。
あちこちに小型飛行機の発着場がある。
夏と冬で干潟の様子がどうなるか見てきたが、極端には変わらないようだ。気候が安定しているからか、通年で見かける種類が多い。こまめに観察できているわけではないので、引き続き定点観測してみたい。

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