アオジ・ツチガエル / Black-faced bunting and Wrinkled frog
探鳥中にいい具合に見通せた渓流。
鋭くとがった朽木の先端から、新芽か違う植物が生えてきている。
シャープな形と硬質な光に照らされた樹皮の質感が目を引いた。
ツチガエル。通称「イボガエル」。
子供のころは茶色のカエルを十把一絡げにイボガエル扱いしていた気がする。
このカエルはカメラを近付けてもなかなか逃げない。草むらにいる連中も、踏みつけられる直前にようやく逃げていくので、うっかり踏みそうだ。
捕まると悪臭を放つので、捕食者が近くに来ても逃れられる自信があるのか、保護色で草むらの一部に成りすましているつもりなのかは不明。
アオジの幼鳥と思われる。
こういう色柄の種類はなかなかその場で判別できない。図鑑とにらめっこして、ネットで類似の画像を確認して一応自分の中では間違いなさそうと判断。
虫を捕食中のアオジの幼鳥。上の写真とは別個体だ。