コロニー / Colony

今年はカワウとサギのコロニーを定点観測してみたい。近くではないので1~2週間おきにはなるが、どんな変化がみられるか、報告する。

だいたい、この中州状の島の西側がカワウエリア、東側がサギエリアになっている。
前回の観察から一週間が経った。アオサギはたくさん集まっていて、巣材も積みあがっているが、本格的に抱卵している感じはまだない。

婚姻色のアオサギたち Grey Herons in nuptial color
婚姻色のアオサギたち | Nikon D500 + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR

カワウもヒナが孵っている様子はない。

カワウは多くが抱卵中 many Great Cormorants are holding eggs
カワウは多くが抱卵中
カワウのペア a pair of Great Cormorants
仲良く首を反らせて盛り上がっているカワウのペア

よく見るとゴイサギもいた。彼らもこのコロニーで営巣するのか、観察していきたい。

ゴイサギ Black-crowned Night Heron
ゴイサギは目立たないところにいる。ペアかどうかはよくわからない。

打って変わって、リュウキュウサンショウクイの初見初撮り。

リュウキュウサンショウクイ Ashy Minivet (p. d. tegimae)
リュウキュウサンショウクイ / Ashy Minivet (P. d. tegimae)

リュウキュウサンショウクイはサンショウクイの亜種として九州南部以南では留鳥らしい。サンショウクイとは暗色の胸、前頭の黒さが異なる。

リュウキュウサンショウクイ Ashy Minivet (p. d. tegimae)
意外と目が離れていてなんだか愛嬌のある正面顔

最後は擬態系昆虫。グーグルレンズさんは「クロコノマチョウ」だと言っている。
擬態的な姿の虫は自然と進化の不思議を感じられて本当に好きなのだが、虫の同定は大変…
鳥を覚えたらきちんと取り組んでみよう、と思っているが、後回しでやらないパターンですこれ。

クロコノマチョウ Kurokonoma Butterfly
蛾や蝶でよく見かける枯葉型

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