コロニー(最終回) / Colony (final)
間が空き過ぎてしまった時もあったが、おおむね二週間おきにカワウとサギのコロニーを観察してきた。大体どんなものか様子がわかったので、ここで一旦区切りにしたい。産卵時期はピークを過ぎ、暑さが厳しくなってきて巣にいる鳥たちも苦しそうだ。
今回は前回までの観察場所を変えて、もっと寄れるポイントを選んでみた。トリミング後でもだいぶ立体感が良くなったと思う。早く変えればよかった。
ダイサギは前回既にヒナが孵っていた。こちらは新たに生まれたヒナたち。妻はこの翼竜のような姿を気持ち悪いと言うが、私は愛嬌が感じられて意外と好きである。
アオサギも大きくなった。
かっこいいゴイサギ。
4年未満と思われるゴイサギ若鳥もちらほらいる。ゴイサギの巣は3つほどしか視認できず、巣の近くにいるわけでもないので、繁殖ではなく単にコロニーに集まっているだけ?
カワウの幼鳥。
お隣さんの食事を物欲しげに見つめるアオサギさん。
頭がパンクな雰囲気のアオサギ。
巣材を持ってきたらしい。気のせいかパートナーの目が輝いてなんか嬉しそう。
再びダイサギ。
久しぶりに見るチュウサギ。やはり婚姻色なのだが、なぜかこのコロニーでペアや営巣はこれまで確認できなかった。この個体はたまたま一羽やってきただけで、どうも繁殖には違う場所を使っているらしい。
最終回にてようやく確認できた、ゴイサギのペアとヒナたち。
最後に、ダイサギ。頭を食われるのが基本なのだということがわかった。両親も大変だ。