道東 3日目 / Eastern Hokkaido Day 3
羅臼〜弟子屈
夜明け前から活動したいが、野付半島ネイチャーセンターが9時からの受付だったこと、昨日からの雨雪で路面の状態が気になったことから、普通通りに朝食を取って羅臼を出ることにした。
ネイチャーセンターで許可証を発行してもらい、ダートに入る。先端に向けて車を走らせているとキタキツネを発見。こちらもエゾシカ同様にどこでもいるといえばいるが、エゾシカほどは会わない印象。朝日の光線も良く、いい具合に氷をバックに撮らせてもらい大満足した。
半島の内海側は波が穏やかですっかり凍り始めている。吹きっさらしなので体感温度的にはなかなか寒い。
指定された場所で車を止め、あとは先端に向けてダートを1kmほど歩く。ここでようやく長靴登場。
先端はハマニンニク(別名:天気草)の草原となっている。ユキホオジロ始め小鳥たちがこの実を目当てにやってくるらしい。ただ、霧多布のえとぴりか村の主人情報によると今年は実が少ないのか、あちこち移動しているようだとの話。
さて、前日のレンジャーとのやりとりもあり、絶対見つけてやると意気込んで捜索開始。ところがユキホオジロはおろか小鳥の気配は全くない。もう一組先に来ていたが、やはり何も見つからなかった様子。うっかり近づいて飛んでくれればまだ良いが、植生のない場所をくまなく回っても駄目であった。残念。
気を取り直してこの場所で観察できる生き物を探す。海に目を向ければ違った景色が見えてくる。
見たことのあるものないもの含め、様々な海鳥が飛来して見応えがあった。海に突き出た半島なので、鳥の距離感も少し違いそうだ。
弟子屈に着いた時にはもう真っ暗になってしまった。この日は「ペンション Birao」にお世話になった。大変感じの良い宿で、清潔、最高の温泉。また行きたい。
観察記録
エゾシカ
キタキツネ
クロガモ
コオリガモ
シノリガモ
ヒメウ
ウミアイサ
オオハクチョウ
オナガガモ
オジロワシ
オオワシ
シロカモメ
タンチョウ
四日目に続く