トモエガモ大群 / Large flock of Baikal Teals
一斉に飛び立つトモエガモの群れ。順光かつ背景がシンプルという好条件で、狙いすましたタイミングで撮れた、この日一番の一枚。年初から運を使い切っているのかも?
数年前から、正月2日の鳥始めとして通い出した場所がある。このサイトのトップ写真の一枚にもなっている、マガモ雌を撮影したのもここだ。昨年は全く光に恵まれなかったが、今回は素晴らしい条件で思う存分撮影できた。機材はNikon D500 + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VRを使用。
トモエガモの大群。まったく画角に収まっておらず、2万羽近くが集まっているようだった。
何のきっかけで始まるのかさっぱりわからないが、とにかく飛びまくる。目の前で迫力の舞いを見ることができた。撮影場所に収まってからは不動の構えだったので、自分が原因ではない…と思う。
今回は動画も撮影してみた。最後の10秒に注目。
他の鳥たちももちろんいる。カワウやオオバン、タゲリもやってきた。
ぽつんとカンムリカイツブリ。背景に大群がいないのが逆に奇妙な感じがする。
最接近したところで30mくらいだろうか。やはりトリミングはしないと苦しい。
冒頭ショットのタイミング違い。トリミングしないとこんな感じだが、これはこれで気に入っている。
飛行中のカモを正面から撮ることはあまり多くない。みんないつも逃げているからに違いない。
今回は不思議と誰も先客がおらず(散歩の方々を除いて)、これだけのショウの大半を独り占めしてしまった。冷たい地面に薄いシート一枚で長時間寝そべった甲斐もあったというもの。幸先のよい一日となった。