探鳥前の風景 / Landscape photography before bird watching
今日はがっつり撮影するつもりで仕事を休んで阿知須にやってきた。この辺りは土路石川河口の様子など、風景写真も撮ってみたいところがいくつかある。鳥優先だとなかなか車を止める踏ん切りがつかずにスルーしてしまっていた。
それほど冷え込みの厳しい朝ではなかったが、田畑の上に霧が出ていた。
カワウの群れが編隊を組んで一斉に東へ向かっていく。良い餌場でもあるのか?
今回はいつもの24-70mmではなく、85mm F1.4を選択した。以前にもこの「ポートレートレンズ」を風景撮影に使うのが気に入っていることを書いたのだが、やはりしっくりくる。生身の視野に近い自然な範囲を写しつつ、適度な圧縮効果も得られる。妙に気持ちの良い奥行き感が得られる時があって、そういう時がたまらない。日本の風景のスケール感にも合っている気がする。開放F1.4を活かして遊ぶこともできる。
土路石川河口。本当はもっと水の引いた、蛇行する河口の様子を撮りたかったのだが、少しタイミングが悪かった。
紅葉も色褪せて、落ち始めている。
霧はだいぶ晴れてしまった。一見、コンバインが動いているような構図だが、これは休止中。
緩やかなカーブの脇に立つ栗の木。なお今回の写真はLightroomの風景プリセットをベースに仕上げてある。普段プリセットはあまり使わないが、今回はイメージにかなり近いものが得られたので、そのまま活用することにした。
川の向こうにもカワウの列がやってきた。
この後の鳥見は次の投稿で。