ハチジョウツグミ / Naumann’s Thrush (T. n. naumanni)

ハチジョウツグミ情報を頂いたので早速、探索に出かけた。

公園に着くとまずは身近な鳥たちが出現。市街地の公園は鳥があまり逃げないので良い。

スズメ Sparrow
スズメ / Sparrow | Nikon D500 + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR
モズ Bull-headed Shrike
モズ / Bull-headed Shrike
ツグミ Naumann's Thrush (T. n. eunomus)
こちらはいわゆる普通のツグミ

程なくして、明らかに違うツグミが出現。ハチジョウツグミ(T. n. naumanni)はツグミ(T. n. eunomus)と亜種の関係である。この個体はそれほどお腹が赤くはないものの、ずいぶんツグミとは姿が違う。亜種同士は子孫を残すことができるので、交雑個体も多いらしい。外見の違いはイヌの違いのようなものか。

一方でムシクイ類のように、ほとんど同じに見えるのに別種だったりするものがいるのが不思議。

ハチジョウツグミ / Naumman's Thrush (T. n. naumanni)

こちらも上のツグミたちと同じようにずいぶん近くで撮らせてくれた。以前にも考察したことがあるが、市街地の公園に来るような個体は人に慣れてしまうのか、それとも人を気にしない個体が市街地にやってくるのか、これまた不思議である。

木に止まるハチジョウツグミ Naumann's Thrush (T. n. naumanni) perching on a tree
ハチジョウツグミ / Naumman’s Thrush (T. n. naumanni)
木に止まるハチジョウツグミ Naumann's Thrush (T. n. naumanni) perching on a tree
木に止まるハチジョウツグミ Naumann's Thrush (T. n. naumanni) perching on a tree
正面からも一枚
薮に止まるハチジョウツグミの別個体 Another Naumann's Thrush (T. n. naumanni) perching on a bush
なんと、ハチジョウツグミはもう一羽いた。顔の模様が違う。先の一羽と小競り合いしていた。

河原にいたチドリ。目立たない黄色のアイリング、長い嘴、首輪部分の黒帯が細いことなどからイカルチドリのようだ。

ネット上でのコチドリとの比較をいろいろ調べてみた。コチドリの特徴がはっきり出ている場合は迷わないが、個体によってはコチドリでもアイリングがイカルチドリのように控えめなものもいて、総合的に判断しないと間違えそうだ。

イカルチドリ Long-billed Plover
イカルチドリ / Long-billed Plover

ついでに、最近人気のAIチャットボットChatGPTにも聞いてみた。

Q. イカルチドリとコチドリの識別ポイントを教えてください。

A. 「イカルチドリ」と「コチドリ」は、鳥類の一種であり、外観や行動などから識別するためのポイントがいくつかあります。

外観:イカルチドリは、大きな頭と長い尾、鮮やかなピンク色からオレンジ色までの光沢のある羽を持っています。一方、コチドリは、小さな頭と短い尾、茶色から暗いグレー色の羽を持っています。

声:イカルチドリは、高いピーという鳴き声をします。一方、コチドリは、低いクワという鳴き声をします。

行動:イカルチドリは、上空を飛ぶことが多いとともに、空中で滑空することもあります。一方、コチドリは、樹木や草の中で活動することが多いです。

これらは一般的なポイントですが、個体によって異なる場合もあります。正確な識別には、専門家に相談することをお勧めします。

…なんか違う鳥と間違えてないか。

ChatGPTの学習データはブログなどweb上の膨大なテキストを含んでいる(ChatGPTに聞いた)。ということは仮に間違いを含む回答があると、それがweb上で拡散→学習データとして収集→さらに間違いが強化される…という負のフィードバックは働かないのだろうかと思った。素人考えですが。

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